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解析技術
ダイカスト鋳造は生産性に優れた鋳造法で人類の進化発展に大きく寄与してきました。しかしダイカスト鋳造は発明から現在に至るにあたり、あまり技術進歩がないと言われてきました。ダイカストは特殊な技術や技能が必要で、熟練者の度量、伝承する技というものが重用されてきました。それらはカンコツ『職人』という世界観でもありました。
しかし現代のマーケットで求められる品質そして供給を満たすため、進歩がないと言われたダイカスト鋳造も、先端技術、最新機器を駆使し、新たな世界へ挑戦しています。



金型温度サーモグラフ  NEC/Avio TVS−700

金型は冷却不足だと焼付きを起こし、冷やし過ぎると溶融アルミが細部まで回らず製品不具合が発生します。金型温度と言っても、冷却水の通水、冷却スプレーの当て方、時間など要因は多く、それらを目視で判断することは難しく、熟練した技能と経験を活かし、出来具合を見ながらの現物調整が主流でした。
サーモグラフを導入することで温度変化を目で見ることが可能になり最適な冷却条件を導き出すことができます。より的確な不具合対策も実施できます。




湯流れ解析シュミレーション  ADSTEFAN

上図はHVSCスクイズダイカストでリング形状の製品を鋳造した場合に、どのように溶湯が流れ凝固していく様子を、解析シュミレーションしたものです。シュミレーション結果を参考に、湯口形状、充填速度、湯溜り位置、冷却位置など最も適した金型方案、鋳造条件を求めています。